下級てき住みやかに

親を憎む子供達 大切なのは変えること。無駄な時間を費やさないで欲しいよ。

休日に、次女の成人式の前撮りをするため、写真屋から指定された古民家に行っていた。日本的な雰囲気を醸し出す古民家での写真撮影。意外にも好評だと聞いていた。

順番待ちをしている他の家族の両親の顔を、ボーっと眺めていた。手塩に育てあげた娘の晴れ姿。

苦悩もいろいろあったと思う。それぞれが、感じてきた 20年。なんとなく嬉しかった。

『おもいでのアルバム』の曲が流れれば、確実に号泣していたと思う。

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憎む?恨む? 時間の無駄遣いだよ

家に帰ると、珍しいお客が玄関の前に立っていた。

珍しいといっても、同じ、新興住宅地に住んでいた次女の幼馴染で親友。何十年もの付き合いである。

彼女(優花 仮名)は、親とは疎遠して一人で暮らしている。

両親の長年の仮面夫婦にも愛想が尽き、離婚後は、母親についたものの、結局は家を飛び出していた。自分の人生だから、それは、それでいいよ。

旦那は、子供を介して嫁の悪口を言っていた。

嫁は、子供を介して旦那の悪口を言っていた。

親が子供に伝えてはいけないこと。そこには何の学びもないから。

 

家を訪ねた理由は、インターネット回線とプリンターを使わせて欲しいということだった。持ってきたノートPCで作業しなければいけないとのこと。

東に100メートルぐらい進めば、彼女が生まれ育った家がある。ネット接続できるしプリンターもある。

近くて遠い。心の距離感が寂しかった。

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父さんに、顔は見せていかないの?優花に尋ねた。

『うん、嫌いだし、憎んでるし、恨んでるし…。』

即答で、頑な返答だった。

  

嫌いならば、嫌いでもいいと思う。個々の捉え方の問題だから。そこは、納得しておこう。

但し、『憎む、恨む』は絶対に辞めなければいけない。軽々しく安易に言うべき事ではない。

正論を述べる気もないけど、非常に無駄なエネルギーを消費しなければならない。負に使うエネルギーは、特に消費量が激しいから。

結果的に、何も残らず時間だけが闇雲に消費する。

長きに渡るトラウマはあるかも知れない。でも、自分が歩むべき道に、気持ちを少しずつシフトしなければいけない。不運なことがある度に、誰かのせいにしてしまう癖が沁みついてしまうから…。

綺麗毎や正論じゃなくて、とってもエコな話。

エネルギーを向けるベクトルは、方向性がとても重要だってこと。僕は、少なくともそう思う。

負のエネルギーは破棄していく。ストレスなんて湯水の如く湧いてくるから。キャパを超えないように破棄していく。楽な方にスイッチしなければ潰れてしまうからね。

優花は、娘みたいなものだから、何も躊躇することなく、びっしりダメだしをする。両親に言いたい事は、たくさんあるとは思う。でも、格別に苦労もしていない。ずっと見てきたから。気持ちのバロメータを変えれば大した事でもない。単純に、悲劇のヒロインを演じたいのだと思えた..。

 

命のリレーと前走者

命は受け継がれる。否応無しに、命のリレーを繰り広げていく。

命のリレーの前走者は、必ず二人三脚でのスタートになる。ここに、例外はない。

人生なんて、障害物だらけのリレー

前走者は、横道をそれるかも知れない。立ち止まってしまうかも知れない。逆走するかも知れない。お互いの物欲や色欲で、硬く結んでいたはずの紐を切ってしまうかも知れない。

そんなことは、想定範囲なこと。

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前走者が、どのような、軌跡を辿ろうが、走り方に、憎む必要も、恨む必要もない。巣立ったならば、自分の思うべき道を歩んでいけばいい。

毒親だと感じたのならば、同じ過ちを決して繰り返してはいけない。リアルな体験は殺さずに、生かす方向で捉えて欲しいと願うよ。

何処かで流れを変えていく。自分の代で変える必要があると思えばいいんだ。

なんとなく、いつも児童虐待の結末のニュースを見ていて、切なくなることがある。

加害者の過去に触れて、加害者も被害者であったと締めくくることもある。

加害者は加害者だよ。被害者は、加害者になってはいけない。だからこそ、変わらなきゃいけないんだよ。負のエネルギーなんて捨ててね。

 

親に毒を吐かれ、浴びされ続けたかも知れない。

それでも、毒は吐くものではない。捨てていくものだ。前走者の汚点と思っていいから、しっかりと歩んで欲しいと切に願うんだよ。 

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