下級てき住みやかに

『介護』耐えうる財産と耐えうる心構え

家の近くの有料老人ホーム (グループホーム) に救急車が止まり、高齢者がタンカで運ばれているのを目撃した。どうやら転倒して骨折した模様です。

その横で、ひときわ大きな声で喚いている身内と思われる中年の男性。『金を払え!こっちは客だ!』

慰謝料をひたすら訴えている姿に驚愕した。介護スタッフが四六時中で付き添っているわけがない。

『すみません。ご迷惑をおかけしました。』身内であれば、これ以外の言葉は見当たらない。

客って?そなの? 悲しい光景。残念すぎる。

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読書登録しているJennyさんに触発されました。Jennyさんは、父親を自宅で介護されている非常に辛いパターンだと思っています。ご無理をなさらないで下さいね。

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昭和の父親像と言えば頑固一徹。嫁の父も頑固だ。

直ぐに星一徹を思い描いてしまう。(直球世代じゃないから詳しくわからないけど。) 仮に、痴呆気味となった星一徹の介護を… (T ^ T)  うむっ。泣くわ。

♫ 思い込んだら試練の道を〜 ♫

親が高齢者になると本当の試練の道がやってくる。

 

介護に耐えうる財産と心構え

いざ介護サービスを受けるにしても、親が加入してきた年金種別や未加入などを理由に、苦しい思いを強いられる場合があります。

介護においては、金銭的な問題だけでなく、精神的な諸事情も抱え込みます。だから、せめて親の年金ぐらいは当てにしたいと思いますね。

 

昨年、会社を退職した後輩がいました。

親が自営業で年金を未払いの状態から認知症。自業自得と言われれば、それまでですが、結果論として後輩も精神的に病んでしまい一家崩壊。

何がどうなるか見当もつかない時代です。

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現在の高齢者は、社会保障が圧迫している中でも年金は貰えてはいます。

2018年度で、厚生年金の平均額が14万7千円に対して国民年金の平均額は5万5千円。Average です。

この範疇で、トータル的な介護にかかる費用が収まれば良いのですが、介護度にも左右され、介護する家族にとってシビアに捉えなければいけない現実的な問題があります。

  • 補うためには働かなければならない。
  • 働きたくとも放置出来ないから働けない。
  • 施設に入所させようにも空きがない。
  • 施設が空いても介護スタッフ不足で入れない。
  • 入所直前で入らないと駄々をこねる。

出口の見えないトンネルを、何が正解かもわからないまま、ひたすら歩き続ける。

光が差し込む兆しもないから、ただただ辛い。

介護をする四人に一人が『介護鬱』になるとされる現実的な数字。既にジャンケンレベルの確率です。

 

自分の取った行動だけは、自分でしっかりと褒めてもいい。自分で自分を否定してしまうと、本当に辛くなるだけだから。

自分が潰れないことが一番大事。我が身を振り返っても、何よりも最優先すべき事項だと思ってます。

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施設に預けると仮定した場合でも、入居金が0円から数千万。月々の施設費が、5万円〜30万円。

民間施設より公的施設の方が、入居時の諸費用がかからないところが多いため人気が集中します。

お金を注ぎ込めば施設を選びやすくなるのも事実。どんな時でも格差社会は付き纏います。仕方がないから悩まない。出来る範囲で…。

 

『介護には、いくらかかるのだろう。』

先に捉えていくと、相場も幅広いため感覚が麻痺して辛いです。学生アパートの比ではないです。

『介護には、いくらまでかけていく。』

先に捉えた方が気持ちが幾分か楽だと思いました。

 

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人を看るのは人です。高額だから良いサービスを受けられるかと言えば、僕はそうは思いません。安かろう悪かろうということはないと思っています。

設備の良し悪しはありますが、どちらかと言えば、利用者間の揉め事がない所がいいですね。

揉めると後を引いて、二度と施設に行かないと言い放ちますから。年寄りは厄介です。

 

お金をかけることだけが親孝行じゃないです。

嫌々であろうが、面倒を見なければと、感じ取った時点で親孝行ですよ。

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あとがき

本当に必要となる介護に耐えうる最大の財産は、自分自身の気持ちだと思います。

自分が潰れないための最大の防御になります。お金も大切ですが、二の次です。四人に一人が介護鬱になるみたいですから。

僕が介護に携わってから、既に10年以上の月日が流れました。未だ惰性のように、日々の介護に苛まれています。辛い局面も多いですが、楽しく笑っていないとやりきれないです。(T ^ T)

介護に耐えうる財産は、気持ちと能天気が一番だと常に考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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